
マックスファクトリーから発売のminmum factory「宮藤芳佳」を全塗装で作ります。
山下しゅんや氏オリジナルキャラから始まったminimum factoryも第5弾。島田フミカネ氏キャラデザの「ストライクウィッチーズ」の主人公が美少女プラモとして登場しました。
スクール水着にセーラー服というコスチュームがド直球でエロくてすばらしい
「パンツじゃないから恥ずかしくないもん」は名言ですね。
キットは「ストライカーユニット」と呼ばれる飛行用の武装と大型機関銃も付属します。
飛行中のダイナミックなポージングも相まってとても華やかな印象です。
翼の塗分け用マーキングデカールも付属するので未塗装でもそれなりに仕上がると思います。

まずは仮組

パーツの合いは良いです。足と腕の角度もがっちり決まります。
髪パーツのスキマがかなり大きいのと、尻尾に大きなヒケがあるのが気になります。
改修ポイント

顔が少し「ふっくらしてる」気がするので、あごのラインに向けてデザインナイフで削り小顔化。
頬骨も削って「平らな顔」にしてみました。
髪の前後のスキマは、光硬化パテで埋めます。
前髪側に離型剤としてメンソレータムを薄く塗り、やすりで平らにしたあと無理やり割って再度分割。
光硬化パテの食いつきがあまり良くなくカケやすい性質を逆に利用してみました。
尻尾のヒケも光硬化パテで埋めて成型しました。
スク水のこのキットの見せ場なのでモールドを彫直しました。
スジボリツール「ホーリー0.15」を使ってフリーハンドで少し太めに彫り直しています。
サフで傷チェックとパテの削り漏れをチェックしながら、神やす400番から800番程度で表面を慣らしました。
最終的に3回サフ吹き→やすり掛けを繰り返してますが、やはりパテの加工は面倒くさいです。
エアーブラシで塗装します
下地塗装
髪パーツをパテで加工しているので色味を整えるためサフを吹いてみました。
白サフ「EVOホワイト」で肌以外のパーツは全て白にしておきます。
肌パーツの塗装
サフレス塗装のため下地にガイア「マルチプライマー」を吹いておきます。
肌シャドー色「サフレスピンク 2:サフレスオレンジ1」オレンジは強いので調色注意。
かなり赤く見えますが気にせずエアーブラシでおしりの影・顔の裏・指先だけ細吹きしています。
肌基本色「基本色フレッシュ 1:クリアー 2:ミルキーパール半さじ」
白っぽいクリアフレッシュで、シャドーのはみだしをなじませるように全体に軽く吹き付けました。
機体(ストライカーユニット)の塗装

飛行機モデル定番の「ブラック&ホワイト」塗装に挑戦しました。
パネルラインがずれるとかっこ悪いので剥がせる接着剤(ピットマルチ)で仮組。
黄色のマーキングの透け防止のためマスキングして塗装の準備をしておきます。
(今回デカールは透けなかったのでマスキングは不要だと思います)
モールドに沿って、「ウィノーブラック」を細吹きしていきます。
私の腕ではほぼ真っ黒になってしまいました。
どうせ本体色を塗るので、パネルラインのモールドがしっかり黒なることを重視しました。
下地の塗装が終わったところでばらしてから機体色の塗装をします

機体基本色灰色「グレーFS36320(307番)」青っぽいグレーを使用しました。
本来はもう少し明るいグレーの「明灰白色(35番)」の方が日本機には合うと思います。
パネルラインの黒を残すように面の中心からグレーを広げていきます。
グレーはすごく発色が良いので、シャドーを消さないように「荒めのグラデーション」をかけます。
そのままでは塗料の粒が目立ちます。
そこで「グレーさらに戻しをクリアーで倍以上に薄めて、溶剤でさらに薄めた」クリアグレーを調色。
全体に遠目からオーバーコートして塗装面を整えます(所謂フィルタリング)。
機体基本色緑色「濃緑色(中島系129番)」暗めの緑を使用しました。
震電は「日本海軍試作機」なので中島系で大丈夫なはず。
グレーパーツ同様に「荒めのグラデーション」から「クリアーで割った緑色」を吹き付けました。
垂直翼と前翼は別パーツなので塗装は楽です。
グレーパーツに主翼がついているので塗分けが必要です。
下面と機体を軽くマスキングしてエアブラシの吹く方向に注意しながら「上面を緑色」に塗り分けます。
セーラー服の塗装


服シャドー紫色「パープルバイオレット 1:クールホワイト 2」
スミレ色を調色してシャドー色を細吹きしていきます。
胴体の服の皺・腋の下の影・曲げた肘の内側・伸ばした肘の裏側・袖口など「なんとなく影が入りそうな場所」を狙って吹いてみました。
ついでにセーラー服の襟の後ろ側の皺・スカーフ・スクール水着のシャドーも「スミレ色」で塗ってみました。
服基本色白「EXホワイト」白色をシャドーの紫を追い込むように面の中心から吹いていきます。
皺の山側が白くなるように狙って吹き付けました
「白色をクリアーで割ってしゃばしゃばにした塗料」で全体をオーバーコートして馴染ませます。
スクール水着の塗装

スク水シャドー紫色「パープルバイオレット 1:クールホワイト 2」
スミレ色をお尻の影の三角形に大袈裟目に吹きます。
スク水基本色紺色「アイアンブルー 2:MSブルーZ系 1」
アイアンブルーをベースに彩度と明度を少し上げて調色してみました。
まずはシャドー紫色を消さないようにきつめにグラデーションをかけます。
塗料をさらに戻してクリアーを足してオーバーコートして粒子感をなじませます。
スカーフも同色にするのでクリアーを混ぜる前に塗っておきました。
セーラー服の襟の塗装

青の塗分けを行います。
襟パーツの白いラインと胸元の三角部分をマスキングします。
三角の部分はパーツにテープを貼ってからデザインナイフで直に切り出しました。
ラインのマスキングはかなり難しいので、付属のデカールの方が良さそうです。
セーラー服本体の裾と腕の袖口も青で塗り分けるのでマスキングしておきます。
セーラー襟青色「MSブルーZ系 2:アイアンブルー 1:クールホワイト 1」
Zブルーをベースにアイアンブルーで彩度を落としホワイトで明度を上げて、スク水の青と差別化してみました。
スミレ色を残して吹きましたがわかりにくいので、ベタ塗でも良さそうです。
セーラー服のスカーフの塗装
スカーフ紺色「アイアンブルー 2:MSブルーZ系 1」
スク水と同様の配色で、先端のシャドー色スミレ色をつぶさないようにグラデーションをかけてみました。
髪パーツの塗装
髪シャドーこげ茶色「リノリウム色 2:ウッドブラウン 1」
少し明るめのこげ茶色をパーツの下側から上に向かって吹き付けます。
髪の裏側や前髪の谷間にもしっかり吹き付けておきます。
髪基本色茶色「鑑定色 2:ウッドブラウン 1」
少し明るめの赤味のある茶色をパーツの上側から下に向かって吹き付けます。
シャドー色が消えないようにエアーブラシの向きに注意しながら吹いてみました。
耳パーツの塗装
耳基本色キツネ色「ビビットオレンジ 2:ブラウン 1」
赤味のある黄色をブラウンで彩度を落として調色しました。
マスキングをせずエアーブラシの吹き付ける向きに注意しながら裏側をキツネ色にします。
耳のふちはは筆塗りでエッジに乗せるように塗分けします。
尻尾も同様にキツネ色で塗りました。
耳シャドー色茶色「基本色キツネ色+鑑定色+クリアー」
基本色の彩度と明度を落とした色を調色。
「耳の根本」と「尻尾の先端」にうっすら色をのせてシェーディングしておきました。
機関銃の塗装
銃は下地に黒を塗ってから「ガンメタ」をベタ吹きしています。
マガジンは「Mrメタルカラー・ダークアイアン」を綿棒で直にこすりつけて金属色を強くしました。
グリップは「エナメル ハルレッド」を筆塗りで塗り分けました。
ハイライト塗装
髪の天使の輪・セーラー服の皺・スク水の盛り上がってる色々にハイライトを入れます。
「クリアーホワイト」を光の当たる部分をピンポイントに点を打つように少しずつ発色させます。
やりすぎないようにほどほどでやめときました。
プロペラのクリアーパーツにも「プラスチック感を消す」ため、軽く吹いておきました。
瞳デカール

今回「瞳デカールの貼り方」が説明書に記載されています。
「目ひとつよりやや広め」「高さは眉毛がぎりぎり見える位置」など丁寧に説明されています。
パッケージを参考にしながら指示通り貼り付け。
瞳デカールはフミカネ氏のイラストをほぼ完璧に再現しているので、リタッチもしません。
ただ、目の上のアイラインが長く、目が四角く見えるのが気になります。
パッケージの「イラストにも存在しないライン」に見えます。
そこで、デカールを貼った上からデザインナイフで切り飛ばしてトリミングしてみました。
パーツに刃物を入れるのは正直怖いですが・・・。
デカールは予備もあるので恐れずにトリミングした方が塗りつぶすよりも作業的には楽になります。
口の塗装と化粧をします

口はエナメル「白・赤・オレンジ」を塗料皿に置いて混ぜながら、筆塗りで塗っていきます。
口の中は赤めのピンクで、舌は中心に向かて白っぽいピンクを置いていきます。
口のふちに色が乗ると口の形状が変わるので、失敗したら溶剤で拭き取り何度かやり直しました。
チークはいつも通りウェザリングパステル「ピーチ」を頬の上の方だけ乗せます。
イラストを参考に左頬だけにエナメル「ホワイト」の爪楊枝点付けでハイライトをいれました。
機体のマーキングデカールを貼ります

機体の塗分け用マーキングデカールを貼っていきます。
ストライカーユニットの黄色いマーキングデカールはパーツをまたぐので合わせ目を消します。
まずラインデカールを貼る予定の場所にピンポイントで瞬間接着剤を盛つけます。
はみ出しはデザインナイフのカンナ掛けで丁寧に削っていきます。
モールドの内側をしっかり削ると塗装も剥げて下地が出てしまいます。
しかしながら、デカールを貼って見えなくなるのであまり神経質にならなくてもよいと思います。
準備ができたら説明書通りデカールを貼っていきます。
主翼のデカールは塗り分け用の緑の部分から識別帯の黄色の部分だけ切り出して使いました。
少し手間ですがマスキングしてエアーブラシよりは楽だと思います。
デカールが貼れたら、しっかり1日乾かして「スプレー半ツヤ」でコートして保護しておきました
仕上げ
セーラー服とスク水をフィルターリキッド「シェードブルー」でスミイレ兼フィルタリングします。
シャドー部を狙って描くように色を置いて、専用うすめ液をつけた綿棒でしっかり拭き取ります。
塗料が溜まって残った部分は、うすめ液をつけた平筆で伸ばしてなじませました。
機体のはウェザリングカラー「グランドブラウン」でスミイレします。
ウェザリングカラーは乾くと完全に拭き取るのは難しいです。
なるべくモールドからはみ出さないように描きこむようにスミイレ。
はみだしは溶剤を付けた綿棒ですぐに拭き取ります。
オーバーコート
全体のつやを整えるためにエアーブラシでオーバーコートします。
セーラー服・スク水・髪を「EXフラットクリア 1:EXクリア 1+雲母堂ミルキーホワイトパール」
半ツヤのホワイトパールでオーバーコートします。
セーラー服とスク水はとてもパールが映えるので、半ツヤのままにしておきました。
肌パーツ・機体・髪を「EXフラットクリア 2:フラットベースなめらかスムース 1」
でつや消しになるようにオーバーコートしておきました。
組み立て・完成
瞬間接着剤で組み立てていきます。
耳はスキマが大きいですし髪の分割線も目立ちます。
頭部は組み立てから塗分けした方がきれいに仕上がると思います。
ただし難度と手間がかかりすぎるので私はやりません。




カラーガイド(塗料レシピ)
塗料メーカーは[C]クレオス[G]ガイアノーツ[T]タミヤエナメルで表記
比率は先頭のベースカラーから色味を調整しつつ調色しています。
肌基本色=キャラクターフレッシュ1[C] 3:キャラクターフレッシュ2[C] 1:EXホワイト[G] 5
肌シャドー=サフレスピンク[G] 2:サフレスオレンジ[G] 1
機体基本色灰色=グレーFS36320[C:307番]
機体基本色緑色=濃緑色(中島系)[C:129番]
服基本色白色=クールホワイト[C]
服シャドー紫色=パープルバイオレット[G] 1:クールホワイト[C] 2
スク水基本色紺色=アイアンブルー[G] 2:MSブルーZ系[C] 1
スク水シャドー紫色=服シャドー色と同色 パープルバイオレット[G] 1:クールホワイト[C] 2
セーラー襟青色=MSブルーZ系[C] 2:アイアンブルー[G] 1:クールホワイト[C] 1
スカーフ青色=スク水基本色と同色 アイアンブルー[G] 2:MSブルーZ系[C] 1
髪基本色赤茶色=鑑定色[C] 2:ウッドブラウン[C] 1
髪シャドーこげ茶色=リノリウム色[G] 2:ウッドブラウン[C] 1
耳基本色キツネ色=ビビットオレンジ[G] 2:ブラウン[C] 1
耳シャドー茶色=耳基本色+鑑定色+クリアー
機関銃黒色=ガンメタリック[C]
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