PLAMAX MF-04「リン・ミンメイ」を全塗装で製作

マックスファクトリーから発売された美少女ブラモデル minimum factory「リン・ミンメイ」を作ります。
マクロスシリーズ伝説の初代歌姫がキット化されました。
劇場版「愛・おぼえていますか」のクライマックスシーンを再現するステージ衣装とポーズ。

「ポージングが完璧でどの方から見てもかっこいい」

プラモデルだからこそできる、衣装のクリアパーツによる透明感の表現がすばらしいです。
瞳デカールのほかスカートのラインデカールも付属するので、綺麗な衣装が仕上がります。
パンツの上のお腹まで作りこんであり、作るのが楽しいキットです。

まずは仮組

パーツの合いは良く。特徴的なポージングもカチッと決まります。
肌パーツは腕と胸部が分割されているので、合わせ目が気になります。
スカートは胴体と脚部のダボに挟み込みで固定されるので、簡易キャストオフも可能なのが素晴らしいです。
成型色が良く、塗り分けの分割もほぼ完璧。
つや消しコーティングと筆塗りのみの簡単仕上げでも可愛く作ることができると思います。

改修箇所

ありません。合わせ目消しとパーティングラインの処理だけで良いです。
個人的に顎が出てるように感じたのでデザインナイフで少し削りました。
胸部と衣装のスキマが気になるので、衣装側のダボ穴を削ってすり合わせはしておきます。
腕と胸部は成型色を生かしたサフレス塗装がしたいところ。
そこで接着剤(タミヤの白ビン)で固定したあと「ランナーパテ」を盛って合わせ目を消しました。
「ランナーパテ」は「刻みランナー」を「流し込み接着剤SP」に漬け込んで溶かしたものを使用しました。
流し込み接着剤は比較的乾燥が早く「どろどろ」になりがちで、粘度の調整はやや難しいです。
前髪が少し厚ぼったいので顔が良く見えるように、デザインナイフのカンナ掛けでシャープ化しています。
髪の毛は顔の塗装が終わったあとに、合わせ目を消しました。

塗装

成型色の色が良いので、サフを使用しないサフレス塗装にしました。

肌の塗装

お腹はインナーの塗分けのため白パーツなので、まずは肌色にしていきます。
肌下地色「基本色フレッシュ+蛍光色イエロー+サフレスピンク」
成型色フレッシュを目指して調色した色をエアーブラシでベタ吹きしてしっかり肌色にします。

肌シャドー色「サフレスピンク 1:サフレスオレンジ 1」
黄色味の強い色で影ができそうな部分に細吹きしておきます。
(伸ばした肘の裏・曲げた肘の谷・肩周りのくぼみ・お尻のライン・ふくらはぎの下のくぼみ・膝小僧の下のくぼみ)

肌基本色「基本色フレッシュ 1:クリアー 1」
クリアーフレッシュでシャドー色のはみだしを修正していきます。
シャドーをつぶさないように少しずつ発色させていきました。
見た目かなりオレンジ色が残りましたが、つや消しを吹くと成型色の色で浮いてきて肌色になります。

顔パーツの塗装が終わったら「フラットクリアー 1:つや消しなめらかスムース 1」でオーバーコート。
つやを整えます。

服の白パーツの塗装

服シャドー色紫色「クールホワイト 3:パープルバイオレット 1:クリアー 4」
薄いスミレ色を白の影になる部分に細吹きしておきます。

服基本色白色「クールホワイト 1:クリアー 2」
隠ぺい力が強めのクリアーホワイトでシャドー色のはみだしを修正しつつ、グラデーション塗装を行いました。
ついでにマイクも真っ白にしておきます。

リボン等ピンクパーツの塗装

リボンシャドー色濃ピンク「ブリリアントピンク」赤めのピンクで影を塗っていきます。
手袋・靴・リボン・スカーフのしわの谷間を狙って細吹きしてしっかり発色させます。

リボン基本色薄ピンク「クールホワイト 2:ブリリアントピンク 1」
薄いピンク色で面の中心から細吹き発色させていきます。
まずはシャドー色の粒が少し残るぐらいの荒めのグラデーションをかけます。
基本色薄ピンクを「クリアーで2倍に割ったクリアーピンク」を遠目から全体に吹きつけ。
グラデーションをなじませます。

髪の青パーツの塗装

髪シャドー色濃青「アイアンブルー 2:パープルバイオレット 1+ニュートラルグレー4少々」
紫色が強めの彩度を落とした青色でシャドー吹きをします。
前髪の先端・後ろ髪の先端・後ろ髪の毛束モールドの谷・もみあげの先端など影になる部分にしっかり吹きつきます。
下地のプラ色が透けないように髪の裏側は特にしっかり発色させておきます。
髪シャドー色は組み立て後の修正に必要なので保存しておきます。

髪のシャドー色が吹けたら一旦、顔パーツの塗装をして組み立ててから基本色を塗装します。

合わせ目処理をして消えてしまった髪シャドー色濃青を再度吹いてリタッチしておきます
髪基本色青色「MSブルーZ系 2:パープルバイオレット 1:クリアーブルー 2」
Zブルー+パープルは明るすぎるでクリアーブルーで色味を青に寄せてみました。
あれば「純色シアン」で青味を振る方が良いかと思います。
シャドーの濃青色をつぶさないよにモールドの山側を狙って少しずつ発色させてグラデーションをかけていきます。
顔料系塗料で塗装するので「合わせ目の色味の違い」もきちんと消せます。

インナーの塗装

胴体の肌色をマスキングして「クールホワイト」でしっかり真っ白になるまで発色させます。

瞳デカール・アイペイン

前髪のパーツと合わせながら、目が隠れない高さになるようにデカールを貼ります。
左目の目頭のアイラインが太く不自然な段差があるので、修正します。
デカール貼り付け後10分ほど置いて、デザインナイフでアイラインの段差のみカットしました。
デカールの保護のため、「スプレークリア光沢」を吹いておきます。
アイペイントはエナメル「ハルレッド+ブラック少々」をタミヤモデリングブラシHG超極細で描き込み。
まずは大雑把に色を置いて、フィニッシュマスターで細く削りだして行います。
眉毛が細いので太く描き直し。
まぶた線(二重線)が上すぎて眠い目にみえるので、少し下側を狙って描きこみ位置をさげます。
瞳のハイライトが小さいので「ホワイト」の爪楊枝チョン付けで大きくして目力を出します。
下のアイラインが茶色なので塗りなおしておきました。

口・お化粧

エナメル「レッド+ホワイト」を混ぜた薄めのピンク色で「ベロ」を塗ります。
「ピンク色にハルレッド極微量混ぜた茶色」でベロをつぶさないようにモールドに流し込みます。
最後の上の歯に「ホワイト」を塗って完成。
口のモールドはしっかりしてるので、はみ出しても修正は容易でした。

チークは元のイラストにもないのでのせません。

エナメル塗装の保護とつやを整えるのためオーバーコート。
「フラットクリア 1:つや消しなめらかスムース 1」を吹いておきます。

髪の合わせ目消し

顔の塗装が終わったら、髪のパーツを接着して合わせ目を消していきます。
「青のランナーパテ」を盛ります。
青プラは溶剤で溶かすと「だいぶ色が抜けて白っぽくなる」ので無塗装では使えないと感じました。
まずは形状出しのためリタックスティックにつけた240番の紙やすりでガリガリ削ります。
頭頂部の分け目は金属やすり半丸のエッジを使って彫り直して、やすりで表面を整えました。
ランナーパテは「ス」が入るので瞬間接着剤を薄く塗って埋めてから表面を整えていきます。
表面はスポンジやすり(神やす)400番でやすり傷を消して800番を軽くかけました。
合わせ目処理後、顔を粘着剤(ひっつき虫)でマスキングして、「髪の再塗装」をします。

ショール等透明パーツのデカール

クリアーパーツに黒のラインデカールを貼ります。
まずはデカールのりをあらかじめパーツに塗っておきます。
次に「モールドは無視して」ひだに合わせて綺麗なラインがでるようデカールを設置。
濡れた綿棒でデカールの位置調整をします。
複雑な局面に貼るのでデカールは切れまくりますがまずは形を出しを優先。
すべて貼り終えたのちエナメル「ブラック」でリタッチして修正します。
プラに一応ラインのモールドはあるので、「あえて筆塗り」で描くのもいいかもしれません。

細部塗装

ここからは、筆塗りで仕上げていきます。
修正が利きやすいように、主にエナメル塗料と文盛堂の面相筆(woody fit 5/0 コリンスキー)を使用しました。

ブーツのふちは「エナメルブラック」で塗り分け。

スカーフのブローチは中心の宝石を「エナメルシルバー」を下地に筆塗り。
その上から「エナメルクリアーブルー」塗って透明感のある青色を狙います。
いったんエナメル塗装保護のため「クリアースプレー光沢」を吹いておきます。
ブローチのふちはシタデル「リトリビューターアーマー(赤金)」で宝石がなるべく丸くなるように描きこみます。

マイクは真ん中のラインをラッカー「ビビットオレンジ」で筆塗り。
「エナメルブラック」で外側のラインを描きこみ、はみ出しは拭き取りで調整しました。

仕上げ

衣装の白とインナーをフィルターリキッド「レイヤーバイオレット」を全体に塗布。
専用溶剤で拭き取り、スミイレとグラデーションを軽くかけてみました。
特にインナーはフィルタリングすると立体感が増す気がします。

オーバーコート

衣装はぴかぴかのイメージがあるのでパール「ダイヤモンドシルバー」で全体をコートしました。
しっかり吹いても「白っぽくはならない」のでとても使いやすい色だと思います。

衣装は「ピンクは強め」に、「白・透明部分は弱めにふわっと」強弱をつけて吹いてみました。
肌も肩やふくらはぎの上などハイライトだけ狙って「ダイヤモンドシルバー」を吹き付けました。

最後にスカート等のクリアパーツは「EXクリアー」を厚めに重ねて透明感を上げておきました。

髪は塗装のまま未処理ですが、つや消しにした方が良いかもしれません。

組み立て・完成

瞬間接着剤で各パーツを接着していきます。
クリアーパーツは接着しなくても位置ががっちり固定されます。
胴体と胸部はあえての未接着です。

カラーガイド(塗料レシピ)

塗料メーカーは[C]クレオス[G]ガイアノーツ[T]タミヤエナメルで表記
比率は先頭のベースカラーから色味を調整しつつ調色しています。

肌基本色フレッシュ=キャラクターフレッシュ1[C] 3:キャラクターフレッシュ2[C] 1:EXホワイト[G] 5
肌下地色(お腹)=上記基本色フレッシュ +蛍光イエロー[G]少々+サフレスピンク[G]少々
肌基本色=上記基本色フレッシュ 1:EXクリアー[G] 1
肌シャドー色=サフレスピンク[G] 1:サフレスオレンジ[G] 1
服基本白色=クールホワイト[C] 1:EXクリアー[G] 2
服シャドー色紫色=クールホワイト[C] 3:パープルバイオレット[G] 1:EXクリアー[G] 4
リボン基本色薄ピンク=クールホワイト[C] 2:ブリリアントピンク[G] 1
リボンシャドー色濃ピンク=ブリリアントピンク[G]
髪基本色青色=MSブルーZ系[C] 2:パープルバイオレット[G] 1:クリアーブルー[C] 2
髪シャドー色濃青=アイアンブルー[G] 2:パープルバイオレット[G] 1+ニュートラルグレー4[G]少々」

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