入場特典・横浜ガンダムRX-78F00を全塗装で製作

ガンダム

ガンダムファクトリー横浜の入場特典である「1/200横浜ガンダムRX-78F00」を全塗装で製作します。
2020年12月横浜山下ふ頭に「実物大の動くガンダム」が遂に登場しました。
現地に行くまでは、今までのガンダム違い独特なアレンジとクドイ分割表現で「正直どうか?」と思っていましたが、実際動いている様子を見ると「とてもカッコいい」のが不思議なガンダムです。
入場特典は「なくなり次第終了」らしいですが、昨今の事情により無事入手できました。(21年10月)
キットは「バンダイのガンプラ基準」で製造されているで色分け・モールドともばっちりです。
パチ組でもとてもカッコよいのですが、せっかくのシャープな造形なので「しっかり塗分けて」現地で見た感動を再現したいと思います。

まずは仮組です

タッチゲートなのでニッパーで丁寧に3度切りしてなるべくエグレがでないようにします。
ゲート跡はモールドがびっしり入ってるので消さないように注意しながら#400番までやすり掛けで処理。
「上腕前面の分割線はバリではなく凸モールド」なので削らないように注意しましょう。
(私は間違って削ってしまい、彫り直してスジボリにしてしまいました)
このサイズでもアンテナにフラッグがあるので、削って処理しておきました。

分割は良く考えられてますが、脛・ふくらはぎ・腕の裏に目立つ合わせ目がでます。
可動はほぼしませんが、塗装できる程度にばらせますので、後ハメ加工は必要なさそうです。
基本的にモールドは「深くきっちり入っています」が可能なら以下の点は彫り直した方が良いかもしれません。

  • 「もも横の段落ち」「ふくらはぎのサイド」の塗り分け部分
  • 「サイドアーマー」のパーティングライン処理部分
  • 「膝の台形」「脛の台形」「足首の台形」の合わせ目処理部分

合わせ目を消します

合わせ目は「モールドとして残したい場所」が混在するので瞬間接着剤をピンポイントで盛って消していきます。
(今回マーカーで「消す予定の部分」を描きこんでみましたが、「マーカーを消す作業」が思ったより大変なのでおすすめはしません)
瞬間接着剤が余計な部分につかないように少量ずつ盛っていきます。

瞬間接着剤は硬化するととても硬くなるので、まずは#240番のやすりでしっかり形状をだしてから#400番のやすりをかけて仕上げとしました。

すねなどの広い逆アール面は、デザインナイフのカンナ掛けで形状出しします。
合わせ目が消えてるか「サフEVO」を吹いて確認、処理漏れは再度瞬間接着剤を盛ってやすり掛けです。
結局3回ほどサフ吹とやすり掛けを繰り返しました。(肘の一部は消えていませんが・・・)

塗装をします

マーカーで合わせ目処理の下書きをしたので、白パーツのみ「サフEVO」を吹きました。その他は色味を変えないのでサフレスで塗装します。

塗分け図

塗分け図はネットから拾った「現地の展示物の写真」らしいものを拾って使用しています。
できるだけ再現するように頑張って塗分けました。(画像は元ネタの著作権が不明なの私の作例です)

白パーツの塗装

白色「ニュートラルグレー1」をベタ塗。エアーブラシで全体を塗装しました。

薄いグレー「ニュートラルグレー3」を少し濃い目のグレーでマスキングしてベタ塗。
塗分けが細かくかつパーツも小さいので、マスキングは大変です。(私は10時間ぐらいかかりました)
どうせリタッチは必須ですし、かなりの「修行になる」ので素直に筆塗りで塗り分けた方が良いかもしれません。

色味が暗すぎてコントラストが利きすぎの気もしますが、「再度マスキングをする気力もなく」やり直しはしませんでしたが、「ニュートラルグレー2」の方がナチュラルな色調(トーン)になると思います。

マスキングによる塗り漏れはリタッチが必須です。
丁寧に探しながら面相筆の筆塗りで修正していきます。
ふくらはぎの塗分けが間違っていたので「ニュートラルグレー1」で塗りなおしました。

次に行う濃いグレーの塗装は一度「青パーツ」と「赤パーツ」を仕上げてから作業した方が効率的です。

濃いグレー「ニュートラルグレー4」を筆塗りで塗り分。
2段目の地獄のマスキングに心が折れて筆塗りになりましたが、濃いグレーは隠ぺい力も発色も強いので筆塗りでもそれほどムラが目立たず塗り分けられたと思います。
上腕回転軸・モーター・丸モールドの内側・ハンドパーツの装甲なども塗っておきます。

青パーツの塗装

薄水色「ホワイト 2:コバルトブルー 1+クリアレッド少々」明るいスカイブルーを目指して調色。ホワイトの混色で少し彩度が落ちるので赤味を足して「鮮やかさ」を狙ってみました。

青色「MSブルーZ系」明るすぎない青色で塗装。
薄水色をマスキングして、そのまま上から色を重ねました。

赤パーツの塗装

赤色「ハーマンレッド」をエアブラシで全体に塗装。

濃い赤色「ハーマンレッド 3:艦底色 1」少し彩度と明度を落とした暗い赤をエアブラシで塗装。
赤色をマスキングしてそのまま上から塗装しています。
少し赤味が強くてコントラスト(色味の差)が弱いので、もう少し茶色に振ってもよいかもしれません。

黄色パーツの塗装

明るい黄色「マイルドオレンジ」を全体にエアブラシで塗装。

暗い黄色「ビビットオレンジ」少し明度の低い黄色をエアブラシで塗装。
明るい黄色をマスキングして、腰部ヘリウムコアのみ塗分けました。

ランドセルの塗装

黒色「履帯色」真っ黒は使わず少し濁った黒色をエアブラシで塗装。
ビームサーベルは白色「ニュートラルグレー1」を生かしたいのでマスキングしておきます。
その他塗分けは「ニュートラルグレー3」と「ニュートラルグレー4」を筆塗りで行いました。

その他細部塗装

影色グレー「ニュートラルグレー3」をマスキングしてエアブラシで吹きつけました。
黄色パーツの股関節と首回りの影色・赤パーツの首回りの影色は塗り分けておきます。

膝と肩の「警告灯」は下地「EXシルバー」から左を「クリアレッド」右を「クリアグリーン」で筆塗り。
膝のランプ部の縁の白色はモールドがないので、気合で塗り分けます。
肩の先端にも警告灯があるので忘れずに塗っておきました。

筆はタミヤのHG面相筆超極細を使用。
特に「クリアレッドは流れやすい」ので塗料濃度に注意して、筆の腹で直線を出しながら塗りました。
「頭部後方カメラ」も忘れずに塗分けておきます。

「EXシルバー」を使ったついでに、ランドセルのバーニアも銀色にしました。
ここの指定色は黒鉄色と思われますが、「差し色」としてあえてシルバーにしてみました。

関節部黒色はエナメル「ガンメタリック」を使用しました。
肘・膝裏・アキレス腱・ハンドパーツの4か所は「現物でも可動する場所」なので質感の変化を狙いました。

目の黄色は「シタデル・リトリビューターアーマー(赤金)」で大雑把に金色を塗り、スプレークリアーで保護したうえ、エナメル「ブラック」で隈取を描きこみました。
頭部バルカン砲も「赤金」で塗っておきます。

腰部Vの字は下地を「ニュートラルグレー1」で塗ってから「ビビットオレンジ」を筆塗り。
ここでもHG面相筆極細で「一発描き」ですが、モールドが深いので意外となんとかなりました。

筆塗りでリタッチします

丁寧にマスキングしても「塗り漏れ」や「はみ出し」は発生しますので、筆塗りで修正していきます。
ラッカー塗料の筆塗りのコツは「とにかく少しずつ根気よく作業する」ことだと思います。
「線は一本ずつパーツの向きを変えながら」「濡れた塗面はさわらない」「カケに点を置くように埋めて線や面にする」あたりを注意しながら時間をかけて作業します。

今回使った「ニュートラルグレー各種」は隠ぺい力が強いので重ね塗りも容易でとても良い塗料です。
「手間をかけるだけ完成度もあがる」ので自分が納得いくまで作業しました。

スミイレをします

スミイレはタミヤ「スミ入れ塗料ブラック」を使用しました。
白パーツに「真っ黒」を使うと「くどく」なるのでいつもはグレー系を使いますが、今回「現物の横浜ガンダムが意外とわざとらしい深い溝が彫られていた」のでブラックにしてみます。

キットのモールドは深くて綺麗にスミが流れてくれるので、作業していて楽しいです。
ただし先述の一部スジボリ推奨部位は上手く流れない箇所は、広めに塗料をのせてから「フィニッシュマスター」で削り込んで線を出す方法で描きこんでいます。
「フィニッシュマスター」は何度でも洗って使えるのと、狙った箇所だけ拭き取れるのでとても便利です。
「削り込みによる線出し」は慣れれば0.1mm以下のラインが描けるので、是非とも持っておきたいツールです。

綺麗に拭き取れてスミイレが完了しても「一晩ゆっくり休んで」再度拭き漏れのチェックをします。
大抵漏れがみつかりますので、オーバーコートの前にしっかり処理しておきます。

仕上げをします

最後につやを整えるため「GXつや消しスーパースムースクリア」をエアブラシで吹いておきます。
オーバーコートをすると、リタッチの筆目も目立たなくなり、つやが消えて玩具ぽさがなくなります。
今回「塗分け」をテーマに製作しましたが、ストレート組でも手間をかけた分だけとてもカッコよく仕上がる良いキットだと感じました。

カラーガイド

塗料メーカーは[C]クレオス[G]ガイアノーツ[TE]タミヤエナメルで表記
比率は先頭のベースカラーから色味を調整しつつ調色しています。

白色=ニュートラルグレー1[G]
薄い灰色=ニュートラルグレー3[G]
濃い灰色=ニュートラルグレー4[G]
関節黒色=ガンメタル[TE]
青色=MSブルーZ系[C]
水色=クールホワイト[C] 2:コバルトブルー[G] 1+クリアレッド[C]少々
明るい黄色=マイルドオレンジ[G]
暗い黄色=ビビットオレンジ[G]
赤色=ハーマンレッド[C]
暗い赤色=ハーマンレッド[C] 3:艦底色[C] 1
ランドセル黒色=履帯色[モデルカステン]
警告灯=下地EXシルバー[G]→クリアレッド[C] または クリアグリーン[C]
メインカメラ黄色=アトリビューターアーマー[シタデル]

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