1/20 光武・改 真宮寺さくら機を全塗装で製作

キャラクターモデル

HG1/20光武改(真宮寺さくら機)をエアブラシによる全塗装で製作します。
原作は1998年発売セガサターンの名作ゲーム「サクラ大戦2」。
ゲームは「大正時代&スチームパンク」の世界観で恋愛ADVとSRPGの二つのパートで進みます。
独特なデザインのロボットは現在のガンプラにはない魅力があります。
「霊子甲冑」や「必殺・破邪剣征(はじゃけんせい)」のネーミングも当時の男の子(青年)心を鷲掴みにしました。
そんな20年以上も前の原作を現代の技術でキット化されるのは本当にありがたいです。
「今更そんな古いキャラクターなんか知らない」と思われるかもしれませんが。
「入手性の良さ」「割引率の高さ」「コクピット開閉のギミックの楽しさ」と魅力は多いキットです。
なにより「1/20の真宮寺さくらのフィギュアが付属」するのが購入の決め手になりました。

「実質、美少女フィギュア」と言っても過言ではない

成形色も「美しいパールピンク」でパチ組でも色分けはほぼ完璧です。
しかしながら「プラスチック特有のおもちゃっぽさ(軽さ)」は個人的に気になります。
今回は「立ち上げ塗装(MAX塗り)で重さと立体感を出す」をテーマに製作します。

  1. まずは仮組です
  2. 後ハメ加工と合わせ目消しをします
  3. 塗装をします
  4. 内部フレームのグレーを塗ります
  5. コクピットの塗分けをします
    1. シート等塗装します
    2. 電装類を塗装します
    3. パイプ類を塗装します
    4. 配管の留め具を塗装します
  6. フィギュアを塗装します
    1. まずはフェイス部部から塗装します
    2. 瞳デカールを貼ります
    3. アイペイント(お化粧)をします
    4. 肌のオーバーコートをします
  7. フィギュアの制服を塗装します
    1. 立ち上げ塗装のシャドーから吹いていきます
    2. 立ち上げ塗装(白立ち上げ)をします
    3. フィギュアのジャケットを塗装します
    4. フィギュアの髪を塗装します
    5. フィギュアのリボン・スカーフの塗分け
    6. フィギュアの金色ラインの塗装をします
    7. フィギュアの腕まわりの影色を塗装します
    8. フィギュアやコクピットのスミ入れをします
    9. フィギュアのオーバーコート
  8. 外装パーツの合わせ目消し
  9. 排気管内部と刀身と赤パーツを塗装します
  10. 本体下地色を塗装します
  11. テストピースで基本色の試しぶきします
  12. 本体基本色を塗装します
  13. 本体基本色のフィルタリングをします
  14. 本体基本色のパールコートをします
  15. 本体基本色のオーバーコートをします
  16. クリアー層の研ぎ出しをします
  17. 金属表現の部分塗装をします
  18. 刀等の部分塗装をします
  19. 刀の柄(つか)を塗り分けます
  20. 指の関節を塗り分けます
  21. 組み立てたら完成です
  22. 塗装ガイド(レシピ)

まずは仮組です

パーツを切り出してゲートを#600番ぐらい(使い古しの#400番)までやすりをかけます。
パーツの合いは良く、楔形ゲートでやすり掛けも最低限、とても組みやすいです。
腰のダクトの赤色や背面ダクトの金色など色分けも良くできています。

関節は挟み込みのため、前腕合わせ・もも・脛に合わせ目ができます。
背面の蒸気管の合わせ目もやや気になります。
アイカメラの立体シールやビニルチューブなど異材質のパーツも多く何気に豪華なキットだと思います。

後ハメ加工と合わせ目消しをします

外装は合わせ目を消したいのですが、組み立ててしまうと関節が塗りにくいです。
そこで「合わせ目処理・塗装後でも組み立てられる」ように加工しました(後ハメ加工)

まずは「脛の前側の受け」をニッパーとナイフでカット。
グレーの膝関節には「甲アーマーの抑えモールド」があるので、その部分の「逃げ」も作ります。

膝関節の前側は半分ほど、後ろ側のダボはすべてカットしておきます。
切り取りの面積が大きいので「エッチングソー」でざっくり切り取りました。

腿側の合わせ目も消したいので後ハメ加工をしたいところですが「処理が難しすぎ」ます。
ここは「関節を先に塗って」から「合わせ目処理後」「マスクして塗装」することにしました。
後ハメ加工はあくまで「塗りやすくするための加工」で必須の工作ではないと思います。
「加工する手間」「強度が落ちる」などデメリットも多いのでなるべくしたくないものです。

前腕は関節のグレーのダボを全てカット、位置決めダボも全て削り落とししてしまいます。
保持力が落ちますが、最悪「接着してしまえばOK」なので気にせず大雑把に加工しました。

背面蒸気管も合わせ目を処理します。
ここで「組紐のコード」を忘れず組み込んでおきましょう。
紐は柔らかく広がるので「後から取り付けが非常に困難」です。
私は組み込み忘れて大変な目にあいました。

塗装をします

内部フレームのグレーを塗ります

まずは、関節や内部コクピットなどを先に塗ってしまいます。
フレームグレー「メカサフヘビー」をエアブラシでベタぶき。

発色もよく薄く吹いてもほぼ成形色の艶消しグレーになります。
金色のパーツも下地として同色のグレーを吹いておきました。
ゲート処理の漏れをチェックして、修正したら2回目の吹き付けをします

コクピットの塗分けをします

シート部と腕周りのクッションは「差し色」で塗分けます。

腕周り外周は円形なので「曲線マスキングテープ」を使用。
緩い曲線(R面)ですが、テープより追従性があるのであれば楽に作業できます。
内周は「サークルカッター」で10mmの円形を切り出して貼り付け。
クッション部分はパーツをばらして、背面・両サイドの3か所をマスクしておきました。

シート等塗装します

シート色「タン 1:EXホワイト 1」明るめのクリーム色を調色。
ベタ塗で発色優先で吹き付けました。

電装類を塗装します

モニター・電気ボックスなど電装類を塗り分けて情報量を増やします。

機内メタリック「水性・黒鉄色」を使用。
やや細かめの塗分けなので修正の容易な塗料を筆塗りで塗分けました。

はみ出しは乾燥前に「マジックリン+水」を爪楊枝に浸して削りとり修正します。
塗料を削り、浮いた塗料を綿棒で掬い上げれば修正は比較的容易です。

パイプ類を塗装します

配管パイプもかなり細かいので修正が容易な水性塗料を使います。

機内パイプ金色「水性・ゴールド」を筆塗り。
当然はみ出しますので修正しながら塗装しました。

配管の留め具を塗装します

配管を金色で塗装したので「ワンポイントの差し色」を塗り分けます。

配管留め具銀色「エナメル・シルバー」を筆塗り。
水性ゴールドは完全乾燥後なら、エナメル溶剤で溶けにくいので修正も容易です。

モニターやメーターは付属のシールを貼りり付けておきました。

フィギュアを塗装します

「整形色はかなりオレンジ味が強い」感じがします。
肌色は透明感をだしたいのでサフレスで塗装したいところですが「くどくなりそう」です。
ボディが一体成型で金型から抜くために「顎の逆エッジ」が省略されています。
気になる方は削り込むと「輪郭がくっきりして」可愛くなると思います。

そこで肌下地色は「EXホワイト」をベタ塗りして疑似サフレス塗装にすることにしました。

まずはフェイス部部から塗装します

下地の白はのちに活かしたいので、大雑把にボディ側をマスクします。

肌シャドー色「サフレスフレッシュピンク 2:サフレスフレッシュオレンジ 1」
かなり明るいクリアピンクを調色。
顎の下など角の部分を狙って細ぶきして、しっかり発色させます。

肌基本色「基本フレッシュ 1:EXクリアー 2」顔料系クリアフレッシュを調色。
シャドーのはみ出しを調整するつもりで細ぶきで少しずつ発色させます。
発色はかなり弱いですが「顔料系」なので回数を重ねても暗くならず調整は比較的簡単です。

瞳デカールを貼ります

キットには「水転写デカール」が付属します。
出来はかなりよく「正直このデカールだけでもキットを買う価値がある」と思います。

まずはデカールのりを塗って「デカールが浮いた状態」で位置調整をします。
アイホールモールドがしっかり入っているので「高さ」の調整は簡単です。
モールドはあくまで基準として「やや高め・間隔は広め」の位置にデカールを置きます。
「角度」は下アイラインを基準に「平行よりやや下げ目(たれ目)」にすると決まりやすいです。
位置が決まったら「マークソフター」をちょん漬けして綿棒で押し付けてなじませます。

アイペイント(お化粧)をします

デカールの出来は良いですが、印刷の都合上「色が少なく・やや単調」に見えます。
そこでアイシャドーなどお化粧をして説明書の原画に寄せていきたいと思います。

まずはエナメル「ハルレッド+ホワイト」で明るめの焦げ茶色を調色。
眉毛と上アイラインの間に「アイシャドー」を描き、目を大きく見せます。

次に「ホワイト+ニュートラルグレー」で明るいグレーを調色。
白目の上側1/3に「まぶたの影」を描き、目の立体感をだしました。

はみ出しは溶剤を付けたフィニッシュマスターで「押し込むように削り」修正。

最後は「ホワイト+レッド」の明るいピンクを下唇だけにのせます。
口内と唇の立体感を出すため「アイシャドーと同色」で影を描きこんでおきました。

塗装が終わったらエナメル塗料を保護するため「スプレークリア艶あり」をふいておきます。

肌のオーバーコートをします

服を塗り分ける前に肌の艶を整えます。

肌コート「GXなめらかスムースクリアつや消し+雲母堂ミルキーホワイトパール微量」
混ぜた時点では乳白色に見えますが、吹き付けても色味あまり変わりません。
やや遠目からミストを当て薄く3回ほど回しぶき。
パール粒子のテクスチャー(質感)で「しっとりした艶消し」になります。

フィギュアの制服を塗装します

制服のグラデーション塗装は「白立ち上げ塗装」にします。

フェイス部をマスキングゾルでマスク。
白と影色で予めグラデーションをつけて、各色をオーバーコートします。

立ち上げ塗装のシャドーから吹いていきます

フィギュアシャドー色「パープルバイオレット 1:ホワイト 2」淡いスミレ色を調色。
影を狙って下から上方向にミストを細ぶきで吹き付けます。
この後ホワイトで再度上ぶきするのでしっかり紫を発色させました。

立ち上げ塗装(白立ち上げ)をします

フィギュア基本色「EXホワイト 1:EXクリア 1」やや発色を抑えたホワイトを調色。
面の中心からシャドーを追い込むように細ぶきです。
シャドーぶきで飛び散ったスパッタを消すように少しずつ発症させていきました。
影になる谷間にはミストが届きにくいので、割と雑に吹いても影色はしっかり残ります。

フィギュアのジャケットを塗装します

シャツとパンツは白立ち上げを活かすので、細切りテープでマスキングします。
境界はどうせリタッチするので、大雑把にマスクしてテープの浮きはゾルで押さえました。

ジャケットピンク「コーラルピンク 1:EXホワイト 1:EXクリア 2」
明るめのピンクを調色してクリアで倍以上に薄めた顔料系クリアーをつくります。
発色を落として下地のグラデーションを消さないよう「白い部分を狙って」細ぶき。
ある程度発色させたら、うすめ液でシャバシャバにしてふわっと一層吹き付けなじませます。
「白グラデーションからクリア塗料で発色させる」いわゆる「MAX塗り」です。

フィギュアの髪を塗装します

髪を塗り分けるため細切りテープでマスキング。

髪基本色紺色「アイアンブルー 2:ティターンズブルー1 1:EXクリアー 2」
かなり暗めのクリアの紺色を調色します。
ジャケット同様、下地のグラデーションを活かして塗装しました。

フィギュアのリボン・スカーフの塗分け

ポニーテールのリボンとシャツの胸元スカーフを大雑把にマスク。

リボン赤色「ハーマンレッド 1:EXクリア 1」クリアレッドを調色。
赤は発色が弱いので、垂れないように少しずつ塗膜をかさねました。

フィギュアの金色ラインの塗装をします

ラインゴールド「水性・ゴールド」を筆塗りで塗装していきます。
かなり細かい作業なので当然はみ出しますが水性塗料なら修正は比較的に楽です。
「水で薄めたマジックリン」をフィニッシュマスターにつけてはみ出しを擦りおとします。
筆塗りやふき取りをする際は「持ち手を付けてパーツを安定させる」のがコツです。

フィギュアの腕まわりの影色を塗装します

腕の先端は機体側に収納されるため「固定と中空を表現するダボ」がついています。
ここはマスキングして「ティターンズブルー1」をエアブラシで吹いておきました。
細かい塗分けですが「均一な塗面」が欲しい場合はエアブラシを使用した方が楽です。
塗漏れは筆塗りでリタッチすればで手間は最小限ですみます。

フィギュアやコクピットのスミ入れをします

スミ入れにはエナメル塗料を使いました。
シャツとパンツの白部分には「ブルー+ブラック」
フレームのグレー部分には「タミヤ・スミイレブラック」
シートのクリーム色には「タミヤ・スミイレブラウン」
それぞれ「くどくならない」色でスミイレするとモールドがひきたちます。

フィギュアのオーバーコート

顔以外は「GXなめらかスムースクリアつや消し」を吹き付けます。
艶が消えることにより、スケール感が出て筆塗りのリタッチも目立たなくなります。

外装パーツの合わせ目消し

フレーム等内部パーツの塗装後、パーツの組み立てをしつつ合わせ目を消します。
前腕はポリキャップを忘れないようにして組み立て。
太ももと脛はあとハメがあるので、そのままフレームを組み込みます。

合わせ目は「流し込み接着剤SP」で圧着して、合わせ目を消します。

隙間は当然出来るので「瞬間接着剤」を盛って埋めていきます。

瞬着はプラより硬いので「曲面も板やすり#240番」でガリガリ削ります。
曲面をいきなりスポンジヤスリで削ると「なめます(瞬着が削れずプラだけ削れる)」
まずはしっかり形状出しして、やすり傷を消す用途でスポンジヤスリを使いました。

「合わせ目消しのコツ」は傷が消えるまで「盛り・削りを繰り返す」ことです。
パーツをよく見ながら根気よく合わせ目を消しました。

排気管内部と刀身と赤パーツを塗装します

本体を塗る前に「塗りにくい奥まった部分」から塗っていきます。
排気管・刀柄赤・刀身銀を「ハーマンレッド」でベタ塗り。
奥まった部分なので、少しずつ色を重ねてしっかり発色させました。

本体下地色を塗装します

本体はグラデーションをかけたいので「立ち上げ塗装」にします。
排気管の赤は「ひっつき虫(粘着剤)」を詰め込んでマスク。
太ももの関節グレーはテープを押し込んでマスキングしました。

本体下地色紫「パープルバイオレット 1:コーラルピンク 1」
紫を彩度を下げすぎないように少し明度を上げた色を調色。
外装パーツ全体にベタぶきします。
パーツ数がかなり多いので回しぶきしながら、数回に分けて吹き付けました。

エッジから薄く吹き付けて4層ほど重ねぶき、しっかり発色させます。
パーツの裏側もしっかりシャドー色にしておきました。

テストピースで基本色の試しぶきします

「立ち上げ塗装」では下地色を活かした塗装方法です。
「好みのグラデーションパターン」になるように今回4パターン試しました。

  • 下地白グラデーション→濃いクリアピンク(画像左下の前半身)
  • 下地白グラデーション→淡いクリアピンク(画像左下の後ろ半身)
  • 下地紫色→濃いピンクのグラデーション(画像右下の前半身)
  • 下地紫色→淡いピンクのグラデーション(画像右下の後ろ半身)

下地白グラデーションの方が鮮やかさは強い気がします。
淡いピンクは「白色顔料の影響で隠ぺい力が強い」ので下地紫色でも十分発色しそうです。

ピンクの色味は設定色(淡いピンク)だと、ややぼやけて見える気がします。
今回は個人的好みで「下地紫色→濃いピンクのグラデーション」に決定しました。

本体基本色を塗装します

外装は「紫下地→ピンク色」でグラデーション塗装します。

機体基本色ピンク「コーラルピンク 1:EXホワイト 1」明るめのピンクを調色。
面の中心からエッジを残すように少しずつ塗面を広げます。
一つのパーツにこだわらず、各パーツを回しぶきしながら少しずつ発色させます。
一層目は「ムラ・まだら」を気にせず、「吹きすぎ」だけに注意。
二層目以降で、シャドーの追い込みながら「全体の色味を揃えていきます」。
シャドーのかかり方や中心の発色など色味を揃えるのはやや難しいです。

「写真を撮る」などしっかり「塗装の状態を確認」しながら作業していきました。

本体基本色のフィルタリングをします

ここまで塗装したグラデーションはコントラスト(明暗差)がかなり大きいです。
そこで、クリアで発色を基本色を吹き付けてなじませていきます。

機体基本色クリアピンク「コーラルピンク 1:EXホワイト 1:EXクリア 4」
基本色に倍以上のクリアを足したクリアピンクを調色。
いきなり全体に吹くのではなくグラデーションの境界を狙って細ぶきします。
全体を見ながらグラデーションの調子をなじませていきます。
最後にカップに溶剤を足してシャバシャバにした塗料を作成。
やや遠目からブラシをゆっくり動かし「しっとり濡れる程度まで」塗膜を一層つくります。
全体が均一な塗面になることで、艶の調子が整い落ち着いた雰囲気になります。

本体基本色のパールコートをします

立ち上げ塗装のグラデーションは「やや暗く感じる」ので明度を上げたいと思います。

機体パールコート「クリスタルカラー・ダイヤモンドシルバー」
ホワイトパールは彩度を下げつつ明度が上がるので、色味の変化少なく使いやすいです。
パールはやや重い塗料なので、うすめ液で4倍ぐらい薄めてミスト化しやすくします。
下記の条件で「ミストをふわっと数層重ねて」吹き付けました。

エア圧は、定格0.05

流量は多め、しっかりレバーを引く

距離は4㎝程度、離し過ぎず
吹き付け速度は早め、塗料がたまらなないように

各パーツを回しぶきするとラメ感が出て「主張の強いツヤあり」になります。

本体基本色のオーバーコートをします

パールはアクリル樹脂溶媒に対して粒子がやや大きいので、そのままではざらつく場合があります。
そこでクリアーをコートして「ざらつきを埋めてしまい」綺麗に反射する表面を作ります。
機体オーバーコート「EXクリアー」を0.5mmノズルのブラシで吹き付け。
砂ぶきとそのまま2層目→乾燥→3層目→乾燥→濃い目で4層目→硬化のため2日以上乾燥

しっかり塗膜の厚みをかせいで「てかり」がでますが、やや「うねり」も気になります。

クリアー層の研ぎ出しをします

今回は「光沢仕上げ」を目指すので研ぎ出しを行いました。
水をはったタッパーにじゃぶじゃぶとパーツを付けて、水研ぎしていきます。

「神ヤス研磨セット」の#2000~#10000を順番にかけていきます。
いったん艶消しになり最後までかけると半光沢程度の仕上がりになります。

ここからはタミヤのコンパウンドを綿棒につけて研ぎだしていきます。
まず「粗目」をかけた時点でほぼ光沢にもどりました。
次に「細目」をかけると「やや反射光の輪郭がしっかりする」程度まで光沢はでます。
今回「仕上げ」以上はかけないてないので、あまり効果がなく手間が増えただけに感じました。
正直カーモデルのような鏡面を狙わないなら「クリアコートのみ」で十分だと思います。

金属表現の部分塗装をします

上腕パンチングメタル装甲と背面フィンをマスキングして塗り分けていきます。

装甲金属色「スターブライトアイアン」をエアブラシ。
メタリックは発色が良いので下地(グレー・紫)は気にせず「ワンポイント」として塗装しました。

刀等の部分塗装をします

配管と排気管の留め金・刀身を銀色に塗分けるためマスキングします。
刀身「長丸モールド」の先に塗った赤色をマスキング。
円形マスキングテープ1㎜を半分に切って半丸部分を、長辺はテープを切り出してマスク。
細いテープを正確に切り出すなら「デバイダー」があると便利です。

刀身等銀色「EXシルバー」をエアブラシ。
メタリックは厚ぶきすると金属粒子が綺麗に沈まないので、薄く回数を重ねて発色させました。

刀の柄(つか)を塗り分けます

かなり細かい部分なので修正のきく水性ゴールドを使いました。
柄巻(つかまき)の赤色の内側の六角形(目貫・めぬき)を一つづつ筆塗り。
はみ出しは薄めたマジックリンでふき取りますが、かなり大変な作業です。

指の関節を塗り分けます

ハンドパーツの関節や背面の穴はワンポイントで塗分けます。

指関節グレー「水性・エアリアルグレー」を選択。
メカサフの近似色のダークグレーを筆塗りで塗分け、はみ出しは拭き取りました。

組み立てたら完成です

腕と脚の後ハメは塗装分の厚みで渋みがあるので接着しなくてもよさそうです。
コクピットはフィギュアがガッチリ固定されて組み立て後の分解は難しそう。
フィギュアの「霊子伝達ケーブル」は芯のあるビニルコードで簡単に固定出来ました。

問題は後部蒸気管のケーブルでした。
組紐なので先端が広がりやすく、接着合わせ目消し後の穴には絶対入りません。
そこでφ1.6×φ1.43の「waveCパイプno.4」をハトメとして使用します。
ニッパーでC型の半割にして組紐の先端をハトメし、無理やり蒸気管に差し込みます。
ここは「合わせ目を消す前に組紐を組み込んでおく」のを忘れないようにしましょう。

アイカメラは「クリア立体シール」で組み込みも簡単です。
クリアパーツと違い無加工で綺麗に仕上がるのですが、あまり他のキットでは見ません。
異材質のパイプ等このキットは何気に「豪華なキット」だと思います。

今回立ち上げ塗装を試してみましたがかなり立体感は出たと思います。

背面はしっかり塗り分けると「機械感」が出てかっこよいです。

ただし「光沢仕上げ」に対してあまり相性は良くないと感じます。

可動はそこそこで一応ポージングもできますが元のデザイン上あまり動きが見えません。
動かして遊ぶキットではなさそうです。

コクピットの開閉ギミックも良くできています。
ただし塗装していないと、ハッチを開放した場合かなり寂しい結果になりそうです。

コクピットハッチのモニターや計器類も意外と見えるので塗装する価値はあります。

フィギュアが見たい場合も「パーツの分解」が簡単なのはありがたいです。

1/20スケールなので、「他のキットと並べても写真映えしそう」です。

塗装ガイド(レシピ)

塗料メーカーは[C]クレオス[G]ガイアノーツ[TE]タミヤエナメルで表記
比率は先頭のベースカラーから色味を調整しつつ調色しています。

フレーム・グレー=メカサフヘビー[G]

シート・クリーム色=タン[C] 1:EXホワイト[G] 1

機内メタリック=水性・黒鉄色[C]

機内パイプ金色=水性・ゴールド[C]

機内配管接手銀色=エナメル・シルバー[TE]

肌基本色=基本フレッシュ 1:EXクリアー[G] 2

肌シャドー色=サフレスフレッシュピンク[G] 2:サフレスフレッシュオレンジ[G] 1

フィギュアベース色=EXホワイト

フィギュアシャドー色紫色=パープルバイオレット[G] 1:EXホワイト[G] 2

ジャケットピンク=コーラルピンク[G] 1:EXホワイト[G] 1:EXクリア[G] 2

髪基本色紺色=アイアンブルー[G] 2:ティターンズブルー1[C] 1:EXクリアー[G] 2

リボン赤色=GXハーマンレッド[C] 1:EXクリア[G] 1」

フィギュアライン金色=水性・ゴールド[C]

フィギュア化粧はハルレッド[TE]ホワイト[TE]ニュートラルグレー[TE]レッド[TE]

機体下地色紫色=パープルバイオレット[G] 1:コーラルピンク[G] 1

機体基本色ピンク=コーラルピンク[G] 1:EXホワイト[G] 1

機体パールコート=GXクリスタルカラー・ダイヤモンドシルバー[C]

排気管・刀柄・刀身赤色=GXハーマンレッド[C]

刀身等銀色=EXシルバー[G]

装甲金属色=スターブライトアイアン[G]

コートはGXなめらかスムースクリアつや消し[C]・雲母堂ミルキーホワイトパール等を使用

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