ガンダムファクトリー横浜で購入した「1/144 RX-78F00」を全塗装で製作します。
前情報では「なんかプロポーションの悪いガンダム」にしか見えませんが・・・
実際動き出すのを見ると「その迫力」と「現実感」に圧倒されてしまいました。
特に地上から見る「巨大なガンダムの前進」は「押しつぶされるような」圧迫感もあり
動画では絶対に伝わらない感覚だと思います。
テンションはMAXのまま、売店ブースに突撃、勢いで購入しました。
お土産として「買わずにはいられない」、不思議な魅力のあるガンダムです。
キットは標準的な色分けですが、実物は細かな塗分けがあります。
せっかくなので「実際に見た」イメージを再現できるように塗装してみたいと思います。
- まずは仮組です
- 表面処理と加工をします
- サーフェーサーを吹きます
- 三面図を参考に塗装の順序を考えます
- 白色の塗装
- グレーの塗分け
- グレーの塗装
- ダークグレーの塗分け
- ダークグレー(黒色)の塗装
- 青(ライトブルー)の塗装
- 青(ライトブルー)のマスキング
- 紺色の塗装
- 赤色の塗装
- 赤色のマスキング
- ダークレッドの塗装
- 黄色の塗装
- 黄色のマスキング
- ダークイエローの塗装
- 黒パーツ(フレーム)の塗装
- その他エアブラシ塗装
- 筆塗りをします
- 赤・青・黄色部分の外装グレーの塗り分け
- 駆動部(黒鉄色)の塗分け
- その他の塗分け
- スミイレをします
- シールを貼ります
- デカールを貼ります
- デカールの貼り方
- オーバーコートでデカールの段差を何とかする
- デカールの段差を研ぎ出しで消す
- トップコートで艶を整える
- 組み立てたら完成です
- カラーガイド(塗料レシピ)
まずは仮組です
プロポーションは現代風のヒロイックな体系で、「普通のガンダム」です。
合わせ目は上手くモールドに隠れる様になっていますが、前腕など一部目立箇所にあります。
モールドもほぼ実物通りに入っていますが、リベットモールドが一部薄いです。
前腕のシールド取り付け穴にカバーが付属するのもポイントが高いです。
表面処理と加工をします
やすり掛けは#400番までかけて、ゲート跡とヒケを処理します。
塗分けがあるのでモールドは彫り直しておきます。
特に逆エッジ(凹みエッジ)にしっかりスジボリを入れると、塗装やスミイレが楽になります。
(「ふくらはぎの上側」や「太もも下側膝周り」など)
彫り直しには「超硬ニードル」と「ホーリー0.15mm」をフリーハンドで使用しました。
頭部ブレードアンテナのフラッグはニッパーで大雑把に切り飛ばし。
#240番のやすりで少しずつ尖らせて、#400番で傷を消しておきます。
合わせ目は「前腕」「ランドセル」「ライフル」の3か所だけ消しました。
前腕は関節がハサミ込みになるので、塗装を考えて後ハメ加工をします。
まずフレームを内部ダボ付近で前後にエッチングソーで切り離します。
前腕にフレーム前部を入れて組み立て合わせ目を消して塗装後、接着しました。
前腕の合わせ目はかなりスキマが大きいです。
薄く削ったプラ板(ランナータグ)を押し込み、流し込み接着剤で溶着。
残りのスキマは瞬間接着剤で埋めました。
ランドセルとライフルも同様の方法で合わせ目を処理しておきます。
フロントアーマーは中央でカットし、独立可動できるようにしました。
ただしそのままでは、プラの摩擦だけで保持することになり「ぐらぐら」しそうです。
そこで、0.5mm真鍮線を中央に通して保持力を上げておきました。
肩アーマーの上面(天板)のリベットモールドが消えています。
超硬ニードルをフリーハンドでスタンプして、リベット打ちをしておきました。
サーフェーサーを吹きます
今回合わせ目処理をしたので、確認のためサーフェーサーを吹きました。
サフを消えてないスキマや傷が浮かび上がり、見えやすくなります。
瞬着で埋めたりやすり掛けをしたりして、表面を整えておきます。
一応、普通の塗料でも同じことはできます。
しかしながら隠ぺい力とコストの面で、「素直にサフを吹いた方が」楽で速いです。
三面図を参考に塗装の順序を考えます
今回一部サフを吹きましたが、青・赤・黄色のパーツは無処理で塗装しました。
キットには「塗装図面」が付属しません。
私はネットで三面図を探して参考にしましたが、現在は「元画像」が検索されません・・・
著作権の問題もあるので「私の作例」での「三面図」をのせておきます。
塗装の順番は悩みますが一応原則的な考え方はあります。
- 明るい色から暗い色を重ねる
- マスキングしやすい狭い塗装面から塗る
- 塗料がのりにくい奥まった場所(凹みモールドの底面等)から塗る
ただし、実際は「大きい面から塗って、細部を塗り分け」てしまいがちです。
筆塗りの場合は「塗分けの面積が小さい」方が楽ですが、
エアーブラシ塗装の場合は「マスキングのしやすさ」を優先した方が塗りやすいです。
今回の場合も「黒色→グレー→白色」の方が作業的には楽だったかもしれません。
白色の塗装
白色「ニュートラルグレー1」少し濁ったホワイトを選択。
ランナーの色と比較しても、良い「ガンダムホワイト」だと思います。
こちらはベース色になるので、薄く3回程まわし吹きしてしっかり発色させます。
一層目は、エッジを中心に「ほぼ発色がしない程度」に軽く全体に吹きます。
二層目は、少し距離を近づけて少しゆっくり動かしてムラは気にせず吹き付け。
三層目は、カップに溶剤を足してシャバシャバの塗料をさらにゆっくりした動きで吹き付け。
「テカッと」濡れた感じになったら完了です。
この時点では「少しゆず肌(でこぼこした塗面)」に見えますが、
塗料の流展性(レベリング)の効果で乾燥すると平滑な塗面になるはずです。
グレーの塗分け
ネットで拾った「RX-78F00 三面図」を参考にちまちまマスキングをしていきます。
かなり塗分けは細かく1パーツ1時間、数十時間の作業になりました。
グレーの塗装
グレー「ニュートラルグレー2」かなり明るいグレーを選択。
模型的見栄えやコントラストを考えるともう少し暗いグレーでもよいです。
ただし、現物は「ほぼ白の単色に見える」ので、今回は色味の差を少なくしました。
ダークグレーの塗分け
ふくらはぎや肩・腰の補助装甲などをマスキングで塗り分けます。
ふくらはぎなど、曲線の塗分けはマスキングテープをパーツ上でカットしておこないました。
スジボリを丁寧に彫り直しておくのは、この作業を楽にするためです。
ダークグレー(黒色)の塗装
ダークグレー「履帯色」ほぼ黒色のグレーを選択。
三面図ではグレーに見えますが、現物は「ほぼ黒染めの鉄色」に見えます。
モデルカステンの履帯色は「メタリックがゼロ」のダークアイアンなのでぴったりです。
少し高価なのでほぼ同じ色の「ニュートラルグレー4」でも良いかと思います。
関節の丸モールドは凹みなので、マスキングは難しいと判断し後で筆塗りにしました。
ハンドパーツとランドセルも同時に塗っておくと効率が良いです。
青(ライトブルー)の塗装
マスキングを考えると「奥まった部分」を先に塗る方が楽です。
説明書の指定色はやや明るく見えたので、現物の印象を参考にやや暗めの色にしました。
ライトブルー「コバルトブルー 1:スカイブルー 1」ガンダムカラーの青を目指して調色。
前側のパーツのみ全面ベタ塗にして、しっかり明るい青色にしておきます。
青(ライトブルー)のマスキング
コクピットハッチと胸部ダクト周りをテープでマスキング。
モールドに沿って細切りテープを貼りますが、直線しかないので、割と簡単です。
紺色の塗装
紺色「アイアンブルー 2:ティターンズブルー1 1」かなり暗い紺色を調色。
パッケージはかなり明るい青色ですが、現物の印象を優先して調色しました。
下地のライトブルーは塗装にほぼ影響がないので、マスキング後そのままベタ塗りしました。
赤色の塗装
赤色は下地にかなり影響があるので、まずは明るい色から塗装します。
赤基本色「ハーマンレッド」混ぜずにそのまま使用しました。
赤色のマスキング
腰とソールは塗り分けがあるので、マスキングします。
腰は凹み部分のみを塗りたいので、まずテープを大まかに貼り、パーツ上でカットした方が楽です。
ダークレッドの塗装
ダークレッド「ハーマンレッド 2:艦底色 1」茶色を混ぜて明度を下げた赤色を調色。
狭い箇所なので、しっかり発色するように薄く3度くらい廻し吹きしておきます。
黄色の塗装
黄色も下地にかなり影響があるので、明るい色から塗ります。
「腰のV字」も黄色なので、同時に進めると効率はよいです。
そこで、「V字のマスキング」をして、下地としてニュートラルグレー1を吹いておきました。
黄基本色「マイルドオレンジ」を選択。
黄色パーツ全部に吹き付けておきます。腰パーツもついでに黄色にしておきました。
黄色のマスキング
ダークイエローの塗分けのためマスキングします。
腰のヘリウムコア下側と、胸元の前面が塗り分ける部分になります。
ダークイエローの塗装
ダークイエロー「ビビットオレンジ」赤味がかった黄色である黄橙色を選択。
マスキングから漏れないように薄く重ね吹きします。
黒パーツ(フレーム)の塗装
黒鉄色「履帯色 1:スターブライトアイアン 1」少しギラツキを抑えた黒鉄色を調色。
外装のダークグレーとの色味の違いを出してみました。
フレームは組み立てたまま、関節を少しずつ曲げて、塗り漏れがないよう塗装。
ハンドパーツのカバーも黒鉄色にしてみました。
その他エアブラシ塗装
メインカメラのクリアパーツは「蛍光イエロー」
ランドセルのバーニアノズルは「スターブライトアイアン」
細かいパーツですが、「ムラのない塗装」をしたいのでエアーブラシで塗装しておきます。
筆塗りをします
塗分けの修正(リタッチ)を行います。
白パーツはマスキングで塗分けましたが、当然「はみ出し」や「塗り漏れ」があります。
(画像の左ふくらはぎや、左太もものふち等)
まずは、ダークグレーのはみ出しを削って修正します。
「ヤスリスティックフィニッシュの緑の面」で軽く撫でてやすと、意外と綺麗に落とせます。
削りすぎた箇所や色の境界線の塗り漏れ等は、筆塗りでリタッチしておきます。
(画像右前腕のライトグレー等)
マスキング塗装は「リタッチを前提」になります。
したがって、基本塗装は混色で色を作らない方が後の作業が楽になります。
赤・青・黄色部分の外装グレーの塗り分け
「水性・ガンダムエアリアルグレー」を使用しました。
現物では白パーツのダークグレーと違って少し明るいグレーに見えます。
ここもマスキングでエアブラシ塗装でもよいのですが。
「グレーは無彩色で艶がない」ので筆ムラが出にくく、面積も小さいので筆塗りにしました。
水性塗料での塗分け
水性塗料を使うのは「はみ出しの拭き取り」による修正ができるからです。
塗料は「ビン生(新品の塗料をビンから出した瞬間)」が筆塗りの塗りやすい濃度です。
ただし、速乾性が高く塗料皿に出した瞬間(空気に触れた)から乾燥が始まります。
したがって、塗りやすい状態を保つための濃度調整は必須になります。
スポイトに専用薄め液を取っておいて、「2~3回筆に塗料を取るごと」に薄め液を足して調整。
筆先に常に適正濃度の塗料が乗るようにしましょう。
水性塗料なら「完全乾燥後の拭き取り」も出来ます
具体的には、「マジックリン(アルカリ性洗剤)」を1:1の水で希釈した溶剤で拭き取ります。
下地がラッカー塗料にほぼ影響なく修正できるのでとても便利です。
エナメル塗料との違いは、「拭き取りの境界のコントロールが難しい」ことです。
ただ、筆塗りでのミスは「はみ出し」より「ミスタッチ(関係ない場所に筆があたる)」が多いです。
よって、それほど厳密に修正する必要性も低いことがほとんどです。
水性塗料はエナメル塗料より「発色や伸びがよい」ので筆塗りにはとても便利だと思います。
駆動部(黒鉄色)の塗分け
修正の容易さから、ここも水性塗料を使いました。
色味は「履帯色」の近似色である「水性・黒鉄色」を使用。
筆塗りですが、凹みモールドをなぞるので「筆を寝かせて」やれば、あまりはみ出しません。
もちろん、はみ出しは「マジックリン溶剤」で修正可能です。
ひじや膝周りも、同色を筆塗りで塗り分けました。
その他の塗分け
メインカメラの眉間は「ニュートラルグレー1」で筆塗り
同縁取りは「水性・フラットブラック」を使用して、はみ出しは拭き取りで修正します。
ほっぺたの排気ダクトも「水性・フラットブラック」を使用しました。
バルカン砲は「エナメル・イエロー」で塗り分けると「とても良いアクセント」になります。
スミイレをします
スミ入れにはタミヤの「スミ入れ塗料」を使用しました。
スミイレを「はっきりと入れる」と玩具っぽく見えるので、各パーツごとに色を変えました。
- 本体白色・黒色「グレー」
- 青色「ブラック」
- 赤色と黄色「ブラウン」
拭き取りはフィニッシュマスターを使用します。
拭き取りの漏れがないように
- 「とにかく、よく見る」
- 「少し時間を置いて再度チェック」
を心がけて作業をしました。
シールを貼ります
キットにはメタリックシールが付属します。
狭小部のメタリックの表現は塗装よりもシールの方が簡単で綺麗に仕上がります。
そこで、メインカメラ前後・肩・膝の発光部分はシールを使用しました。
両肩のマーキングも水転写デカールではなく「シール」です。
「厚みが気になる」ので出来るだけ余白をカットして使用しました。
デカールを貼ります
実物をみると、かなりの量の「コーションマーク」が入っています。
1/144のサイズを考えると「ほぼ見えなくなる」のですが、模型的な見栄えを考えて貼りたいところ。
実際のコーションは5行以上の長文で「アシタノデカール」の方が再現度は高いです。
ただし、1/144キットでは貼れるスペースが小さすぎます。
今回は再現は諦めて「ディテールアップの一環」サイズ感優先で作業します。
デカールは「ハイキューパーツのRBコーションデカール1/144」を使用しました。
市販デカールは正直とても高価です。
しかしながら、ストレート組との「差別化が容易にできる」ので今回頑貼ってみました。
デカールの貼り方
デカールを切り出します
「ハイキューデカール」は台紙がとても頑丈です。
まず、フリーハンドで周りにナイフをあて、ピンセットで「フィルムと光沢紙のみ」剥がしました。
なるべく小さいデカールを使いましたが、それでも大きすぎる場合もあります。
そんな時は「デカールばさみ」でマーキングの一部を切り取りサイズを調整(トリミング)して使用。
デザインナイフでトリミングしても良いのですが「ナイフや定規が死角になる」ので難しいです。
ハサミによるカットは、「空中で作業できる」ので目の近くで死角を避けて作業できるのでお勧めです。
デカールの貼る位置を決めます
デカールの貼る位置は「かなりセンスが問われます」
私はセンスがないので、現物にできるだけ近づけて貼っていきました。
「ガンダムファクトリー」で検索をかけて出てくる写真を参考にチマチマと作業。
デカールのカラーは「ライトグレー」「ホワイト」「レッド」を使用しました。
デカールを貼っていきます
デカールを切り出したら一度水につけて「すぐに」取り出します。
取り出したデカールはティッシュの上に置いて余分な水分を吸い取ります。
数十秒待って、デカールが台紙から動くようになったら、パーツに貼り付けていきます。
コーションデカールはかなり小さいです。
まず貼り付け予定位置に「デカールのり」を一滴落とし、デカールを滑らせて乗せます。
デカールの位置決めは「水で濡らした爪楊枝」で行いました。
通常濡れた綿棒で水分を押し出しますが、このぐらい小さいデカールなら自然乾燥で十分。
はみだした「デカールのり」は水溶性なので「位置が固定(乾燥後)」してから拭き取ればOKです。
オーバーコートでデカールの段差を何とかする
水転写デカールは薄いですがそれでも「段差はできます」
まずは、クリアーでデカールとプラパーツをコートして段差を埋めます。
デカールは溶剤で溶ける可能性があるので、吹き付けには注意が必要です。
1回目のクリアはデカールに溶剤が付きすぎないようにします。
具体的には、「EXクリアー 1:うすめ液 3」の薄めのクリアーを作ります。
クリアを薄めにするのは、低圧でも綺麗な粒子が吹けて、無駄な吹き捨てをなくすためです。
圧は通常の0.05MPAで距離を遠目3~4cmぐらいで「ふわっと」吹きます(砂吹き)。
砂吹きが終わったら、一度完全乾燥させるため丸一日ほど放置しました。
2回目からは「クリア層を稼ぐ(厚くする)ため」に吹き付けます。
クリアーの希釈は「EXクリアー 1:うすめ液 2」少しとろっとしたクリアを作ります。
1回目は砂吹きでデカールはある程度保護されています。
2回目は「パーツ表面がしっとり濡れる程度」に吹いていきます。
圧は高め0.05MPA以上で距離は近め2~3cmにして、「ゆっくりブラシを動かす」ようにします。
パーツ全体を廻し吹きしながら2~3回程重ねて。「すぐに塗面が乾かない」程度まで吹き付けます。
塗膜が厚くて「つぶつぶの梨地」になっても、気にしません。
どうせこの後に「全面やすり掛け」をするからです。
デカールの段差を研ぎ出しで消す
クリアーで盛り上がったデカール上の段差を削り落として、なるべく目立たなくします。
#1500番程度の「やすり」を使用して、しっかりと「面出し」をします。
あまり削り過ぎると塗装まで傷が入るので、スポイトで水をパーツに落としながら水砥ぎ。
「水砥ぎ」をするのは研磨面にやすり粉が落ちて思わぬ傷がつく事故を防ぐためです。
「ヤスリスティックフィニッシュの緑面」を使って「全面の艶を消す」つもりで研ぎ出しました。
それでも少しの段差は残りましたが、かなり目立たなくすることは出来ます。
トップコートで艶を整える
研ぎ出しで「曇った表面」を、クリアコートをして艶を復活させます。
今回は「晴れた日中での展示」を意識して半ツヤにしてみました。
「EXクリアー 1:フラットベースなめらかスムース(添加剤) 1」
説明書よりフラットベースは多めにしています。
この塗料を低圧でもミスト化できるように溶剤3~4倍で薄めて吹き付けます。
しっかり一層塗膜ができるように、「濡れた状態で吹き終わる」までゆっくりブラシを動かします。
塗膜は厚めなので、塗装直後はつや有り状態になります。
乾燥中にもつや消しの粒子が沈んで表面が平滑になりつや有り状態になりやすいです。
そこでフラットベースを多めに入れて、乾燥後もできるだけつや消し剤が表面にでるようにしました。
組み立てたら完成です
大まかにばらしてトップコートをしたパーツを組立て完成です。
ポリキャップを使用しているので、関節の渋みも良く動かしてもばっちりポーズが決まります。
プロポーションもよく「スーパーロボットポーズ」でも、カッコいいです。
ですが、このキットは「棒立ち」にして「横浜ガンダムを再現」するのが個人的には好みです。
可動も良好で接地性も良いので、スタンドが無くても「実物の動くガンダム」のポーズもできます。
「左右の平手が付属」するのもポイントが高く、とても良いキットだと思います。
カラーガイド(塗料レシピ)
塗料メーカーは[C]クレオス[G]ガイアノーツ[TE]タミヤ・エナメルで表記
比率は先頭のベースカラーから色味を調整しつつ調色しています。
白色=ニュートラルグレー1[G]
ライトグレー=ニュートラルグレー2[G]
ダークグレー=履帯色[モデルカステン]
紺色=アイアンブルー[G] 2:ティターンズブルー1[C] 1
ライトブルー=コバルトブルー[G] 1:スカイブルー[C] 1
赤色=GXハーマンレッド[G]
ダークレッド=GXハーマンレッド[C] 2:艦底色[C] 1
黄色=マイルドオレンジ[G]
ダークイエロー=ビビットオレンジ[G]
フレーム黒=履帯色[モデルカステン] 1:スターブライトアイアン[G] 1
外装グレー=水性・ガンダムエアリアルグレー[C]
メインカメラ=蛍光イエロー[G]
バーニアノズル=スターブライトアイアン[G]
カメラアイ縁取り黒=水性・フラットブラック[C]
バルカン砲=イエロー[TE]
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